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ええ、そんないきさつだと思います。
「それは寄せ箸」ばしっ!
「いてっ」
「それは迷い箸」ばしっ!
「いてっ、いってぇ-なぁなんだよもう
あ、俺、アゲ食わねぇから狸休やるよ」
「それは渡し箸」ばしっ!
「いてっ、やってられっかよ!
だいたいこんな面つけて飯食えるかよ!
行こうぜ狸休!」
「待て緋狐、行くんなら飯代置いてゆけ」
「ねえよ」
「だったら稼いでこい」
「稼いできてやるよ幾らだよ」
「ランチ代850円」
「たけーなぁ。まぁいいや。行くぜ狸休」
「いや、まだご飯が」
「うっせーなぁ、さっさと来いよ」
「ああ、ぼくのアゲが、アゲが~」
そしてそのまま二人は出て行ってしまったが、
時折顔を会わす度に丸ちゃん坊からその時の昼飯の催促をされている。
ちなみに、丸ちゃん坊は拾った子供が13歳になると、
寝ている間に遠くの町に木魚で運んでゆき、
お面を顔からはずしてやって捨てます。
お面は子供たちが村の人間たちに顔を覚えられるのを防ぐために付けさせており、
開放後の社会生活に影響が出ないようにしているのです。
丸ちゃん坊は、つり銭詐欺やイカサマ博打を通じて
子供たちに算術や交渉術を教え、
丸ちゃん坊の元から解放された子供の中には
大商人になった者もいます。
ある日、身なりのきちんとした若旦那が、
町なかで丸ちゃん坊の背中に向かって
そっと深ぶかとお辞儀をしたということです。