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【姫が大佐で大佐が姫で】完成
2010-07-23 09:58:20  | コメント(10)
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このイラストは、加藤ほろさまの
「姫が大佐で大佐が姫で」のファンアートです。
「描かせていただきますっ!」宣言から月日は流れ、
今や本編は最終回を目前に盛り上がっています。

なんとか連載中に描きあげることができました。

でも「姫が大佐で」ファンのみなさんをはじめ、
加藤さまも期待はずれのシーンかもでごめんなさい。

このシーンは、物語の最初のほうのシーンで、
テルルがはじめて本領発揮して猛威をふるい、
黒い風盗賊団の首領、ジークを屈服させたシーンです。

この絵のお気に入りポイントは、
テルルの白いふくらはぎにうつりこんでる、
スカートのスソのレースの影です。

描いててとても楽しかったです。
加藤さま、制作のご機会をいただきまして、
ありがとうございました。

#:すし屋の赤だし出前中 さま

コメントありがとうございます。

わたくしは、
ごつごつしたおっさんと、
すべすべした女子が大好きなので、
わたくしの好きなものだけの絵になってしまいました。


>スポットライトがあたってるとことか、

実はこの木漏れ日のスポットライトが
この絵の一番ドラマチックな箇所でして、
テルル姫の軍門に下るかどうか、
ジークが迷っている心境を表現しました。

右肩は姫との交渉のステージである光の中に入りかけていますが、
左半身はまだ影の中で、
疑心暗鬼な気持ちを表しています。

ちなみにこの光は、
奥のジークと手前のテルル姫の間に、
白い帯を描いたレイヤーを配置して、
レイヤー効果をオーバーレイにして不透明度を調節したものです。
(^-^)
投稿者:ナカノ・R・シンイチ  [ 2010-07-25 00:51:49 ]


お邪魔しますw

すごい、隙のない1枚ですねっ
かっちょええ…
最近いかついオッサン顔に壁を感じているので(オイ)、
姫よりも敵さん(?)の方に目がいきます。
さすがプロ…。

スポットライトがあたってるとことか、参考になりますw
(そういう表現描けないけど)←

小説がよみたくなりました!
投稿者:  [ 2010-07-24 21:43:41 ]


#あやめゆうきさま

コメントありがとうございます。

壁紙かぁ。
いいなぁ。

壁紙にしようかなあ。
投稿者:ナカノ・R・シンイチ  [ 2010-07-24 12:18:48 ]


#猫乃 鈴さま

コメントありがとうございます。

楽しかったです。
好きな音楽を大きな音でかけて
「ごごごごご」とか独り言ぶつぶつ言いながら描く
至福のひととき。

描きあがった今は達成感と満足感に浸ってますが、
すぐにまた、寂しさがこみあげてきて、
絵を描き始めることでしょう。

わたしは生涯何枚の絵を描くのだろう。
わたしは今まで何枚のパンを食べてきたのだろう。


投稿者:ナカノ・R・シンイチ  [ 2010-07-24 12:14:47 ]


#タチバナ ナツメ さま

コメントありがとうございます。

巨人はファンタジーに必要不可欠ですよね。

テルル姫は小さなかよわいお姫様なので、
色素も少なめで、
髪は明るい金髪。瞳はブルーって
思い込んでしまいまして、
その色を使って衣装をデザインしました。

髪と瞳を揃えたり、髪と服を揃えたり、
そういうのって無視してもいいんだけど、
揃えとくと画面が綺麗になるので好きです。
投稿者:ナカノ・R・シンイチ  [ 2010-07-24 11:58:00 ]


#K氏 さま

早速のコメントありがとうございます。
そんなに褒めてもらえたら、
一生懸命描いた甲斐がございます。

コメントがいただけるということが、
なによりの創作のはげみです。
本当にありがとう。


>一時ずっと見ていたいです

まさにここ、ここを目指しました。
時間がかけられないので、
主線はラフのまんま、着色はがさつなアニメ塗りなのですが、
絵の内容はディエゴ・ベラスケスの、
ブレダの開城とか、ラス・メニーナスみたいに、
(例えがおおげさでごめんなさい、志は大きく。^^)
ある場面を写真にしたようでありながら、
しっかり意図を持ったメッセージを発信できる絵にしたかったのでございます。
なので、まず全体の印象を感覚的に見てもらって、
その後、しばらくながめてるうちに、
小説の内容から、登場人物や小物、色、光、それぞれの意味を
理屈で考えてもらう絵にしました。


絵解きをさせていただきますと、
これは、テルル姫の一行を襲ってきた、ジーク率いる盗賊の集団を
姫が1人で戦闘不能状態にし、ジークを屈服させて
自分の軍門に下るよう交渉をしている場面です。

たった今まで殺し合いの戦いをしていた者どうしの交渉です。
張り詰めた空気を、うっそうとした暗い森と、
ジークの相手の本心をうかがうような表情で表現しました。

テルル姫がジークの武器である大斧を左手で抑えています。
これはジークの勢力を制圧した事を印象づけています。
姫の右手は、その大斧に比べてあまりに貧弱な短剣を握っていますが、
その切っ先はジークに向けられておらず、攻撃の意思が無いことを示すとともに、
この短剣一本で屈強な山賊をやっつけた事実を
したたる血とともに見せ付けています。

しかし、ジークの巨体なら、
右手を少し伸ばせば武器に手が届きます。
姫も、右肩をいからせ、
すぐに突きをくりだせる姿勢です。

屈辱と疑心に満ちたジークの表情に対し、
姫の目には力があり、笑みすらたたえた口元からは、
自信と希望に満ちた言葉が聞こえてきそうです。

交渉のステージは二人を分かつ森の木漏れ日の、光のステージ。

お互いの本音と建前を、コントラストのある
光と影で表現しました。

とはいえ、いったん世の中にリリースした絵ですから、
見ていただく方が自由な感想を持っていただけたらよいのですけどね。

あと、背景をぼかすと、
手前の人物などが浮いて見えて、
遠くから望遠レンズでこの状況をのぞいてるような臨場感を出すのに
効果的ですよね。
投稿者:ナカノ・R・シンイチ  [ 2010-07-24 09:30:40 ]


向こうのでっかい人がなんかすごい!
 本当に、アニメのワンシーンみたい……
 か、ゲームのイベント絵みたいな!
 これは、壁紙ですか!? かっこいいなあ~!
 
投稿者:  [ 2010-07-24 08:21:10 ]


すごい!
映画のワンシーンみたいです!
私もテルル姫(INルリ様)すごく好きなので><
このシーンがイラストで見られるとは!!

ナカノさんが楽しんで描かれたんだろうなぁということが、
とっても伝わってくる素敵なイラストですね!!
投稿者:猫乃 鈴  [ 2010-07-23 21:51:04 ]


うわーーー!すごいです!
ほろさんの小説はまだ読ませていただいていないのですが、これはもうたまらなく読みたい衝動に駆られてしまう一枚ですねえ!><
色彩の調和が好きですー^^
配色がとっても鮮やかで、くっきりしています!これってナカノさんの塗りの特徴ですよね!すっごくキレイ!!
何となく、北欧神話のウドガルド・ロキを思い出してしまった……
本当に本当に、物語を感じる一枚だと思います!
ほろさん羨ましいー^^*
投稿者:タチバナ ナツメ  [ 2010-07-23 17:38:50 ]


おはようございます!

なんという圧倒的スケールo(*'o'*)o
なんという勢いのあるイラスト!驚きを隠せないと言うか驚愕と言うか、うち震える感激というか……凄過ぎです。こちらの作品を読んでいない私でも、これだけ魅入る事ができ、その場を想像出来るのですから、ファンの皆さんにとってはたまらないのではないでしょうか!!戦いのシーンの凄みと言うものがとても強く伝わってきます。かっこいいと言う言葉では足りないのす。壮大過ぎて……(^▽^;)

このようなイラストを見せていただき、ありがとうございます!あまりの素晴らしさに、一時ずっと見ていたいです。

次の作品を心待ちにしながら。
夏の暑さに、どうかお気をつけて!
投稿者:かっぱ  [ 2010-07-23 10:57:52 ]